雑誌「料理王国」8月号ビール特集記事の感想

書こうと思いながらなかなか書けなかった、雑誌「料理王国」8月号のビール特集記事の感想。

首都圏在住時代に良く通った、東京新橋DRY DOCKのマスターが登場というのでとりあえず買ってみたこの雑誌、「ビール礼賛」という特集タイトルには好感。おお、Respect Beerしてるじゃないか。全体を通して読んだが、ビールを盛り立てたい意図は読み取れる。

ただ...いくつか異議有り。

1.21~23ページの構成。

「ドイツ発」と銘打たれ、ビール純粋令も紹介してるこの項で、ビール全般に通じる醸造の過程とかを展開するのは違和感。まずはビール醸造を解説して、それからドイツビール、じゃないのかな。

2.24~25ページのベルリンにおける自家醸造トピック

ドイツは、趣味の自家醸造に毛の生えたような小さな醸造所が併設レストランで自前ビールをサーブする伝統の長い国(ビール本やドイツ旅行の情報から容易に知れる)。ベルリンの自家醸造はそのバリエーションのひとつに過ぎないとしか思えず、ドイツビールの状況レポとしては、格別に目新しいことでもないように思うのだが。

3.29ページ

・ムール貝の白ワイン蒸しはベルギーの料理なので間違い。
・Fuller's London Prideの写真が間違ってる。

4.32~36ページ シェフによる「料理に合うビール」談義

そもそも企画構成が疑問。読む限り、特別にビールにこだわっているわけではないシェフの舌とセンスに、課題としてビールをぶつける企画と理解。それなら、入手が容易で、スタイルも代表的な銘柄を、ビールに詳しい人がコーディネートしてぶつければ、料理つまみのヒントになる良質のセッションが期待出来たと思うのだが...。どうみてもそんなコーディネートが行われた印象は皆無で、選定根拠の良くわからないビールが24本登場。ヴァイツェンを3本も選んでどーすんだ、とか、ベルジャンホワイト、ペールエールと言った代表的スタイルのビールが選ばれてないとか、さらにペールエールは抜きでIPAが選ばれてるとか、何なんだこれは...。シェフ連にてきとーにビール奢っただけの会を記事として紹介されても...な印象。あと、35ページ、シュタロプラメンはピルスナーのはずだけど、某シェフが上面発酵とかコメント。誤植だよね、だよね...素でやらかしてないよね...。

そんで、その後にDRY DOCKのマスターと銀座のバー「ロックフィッシュ」のマスターによる、とってもわかりやすいビール向けおつまみの紹介記事が登場するわけで、シェフを呼んだ意図がボケてしまった嫌いも。

いちビール好きとして、ビール応援スタンスで取り上げてくれるのはとても有り難いことだと思いつつも、どうかすれば怪情報の発信源になってしまうリスクも認識してもう少し記事をブラッシュアップしていただきたいかな、と。
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怪しいオヤヂ"Hira"のブログ。自営業。株投資もしていたり。いちおうビアテイスターだったりするビアマニア。「Respect Beer!  大手、輸入、クラフト...全てのビールに敬意を」

現実的政治観。反ニセ科学。第1種放射線取扱主任者免状所有、元原子力業界末席(化学)、元天文研(皆既日食ヲチ3回)。50〜70's洋楽。

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