【カテゴリ: 天文・星見 の記事一覧】


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10/8皆既月食撮影記、そして稀少な体験。

【速報版】でとりあえず紹介した10/8皆既月食の写真、まともに撮れたものを集めてみました。

機材は、キャノンEOS KissX5/シグマ 170-500mm 1:5-6.3 APO(90年代購入のフィルム用)です。望遠いっぱいの500mmで使用、KissX5に装着して焦点距離は約1.6倍になり800mm望遠として動作、そして仕様上絞りは開放のみになります。拡大率が大きく露出を切り詰めたいのでISOは設定出来る最高感度の6400。ライブビュー機能で月を映し出しさらに拡大機能をONしてピントをマニュアルで合わせ、露出はライブビューで確認しながらマニュアルで適宜切ってました。レリーズ持ってないので(おいw)、セルフタイマー10秒を設定してブレ対策。

当日は雲に悩まされましたが、皆既になった赤道色の月、そしてたまたま月のそばに来ていた太陽系第7惑星、天王星写し込めました。天王星は実は生まれて始めて見たので、ただの光点と言った星像に異様に興奮してしまった(苦笑)。


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月食前日に試写したのがこれ。ピントが甘い(;´Д`)
当日はもう少し頑張りましたが。

141008LE02.jpg

iPhone5のカメラで部分食中の風景を。フラッシュが光り庭木の枝が写り込んだw

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雲に悩まされる場面も。

141008LE01_2014101723001277c.jpg

雲間から覗く部分食中の月、コンデジで撮影。
暗い部分を強調するために明るい部分がトんでしまってます。

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部分食中の月クローズアップ。
月食は地球の影に月が入る結果欠けて見える現象ですが、
地球大気の屈折によって太陽の光が回り込むので欠けた部分は暗黒になりません。
地球大気は短波長の光を散乱するため長波長の光が回り込んで月に当たり、
地球からは赤銅色に見えるわけです。
参照:国立天文台サイトの記事「皆既月食 2014年10月8日」

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19:18。皆既直前。右に見える星が天王星ですね。

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19:41。皆既になってます。右の天王星ほか、月が暗くなったことで
普段は眩しくて見ることが出来ない星が写り込んでますね。

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ツイッターに速報写真をアップしようとライブビューの液晶画面をiPhoneで撮影したもの。
天王星が良くわかりますね。

141008LE001_20141017232019965.jpg

19:48。肉眼で見た皆既中の月の色に近い感じで撮れたかと。

141008LE010.jpg

20:20。皆既終了数分前。明るい部分の位置が変わってますよね。


かなり適当な準備で臨んだけれど、年賀状に使えそうな写真が撮れてよかった。
ひさびさに天文少年の気分で天体ショーを堪能したわけですが、実はHira、皆既中に大変珍しい体験をしたのです。




星見のキャリアはそれなりに長いので、双眼鏡視野を流星が横切る、というのは経験がありますが、皆既中の月そして天王星を見ている視野に飛び込むというのは大変に稀少なわけで、すんごく得した気分になりました。

皆既月食は来年4月にまがありますので、今回悪天候や都合が付かずに見逃した方は是非是非リベンジを!





theme : ☆星が好き!天体観測
genre : 趣味・実用

【速報版】皆既月食!

雲に邪魔されましたが、約1時間の皆既のうち半分くらいは見られましたかね。
たまたま近くに位置していた天王星を観ることも出来たりで天体ショーを楽しみましたよ!

141008LE01.jpg

雲間に見える部分月食中の月

141008LE001.jpg

皆既中の月。右の方に天王星が写り込んでいる。


詳報はまた後ほど。





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genre : 趣味・実用

【12/26追記】恐らくメディアも国立天文台もいま触れないであろう、アイソン彗星に関する悲観的な予測

いきなり挑発的なタイトルですみませんが、Hiraは本件に関するメディアや天文雑誌の煽り過多に辟易しておりますので、ひとこと言っておきたく(;^ω^)。今後、もしも彗星の見栄えがしょぼくなった場合のことを考えるに、後出しではなく先出しすべきでありますし。

本日、ツイッターしていて視界に入ったこの記事が、冷静に彗星の今後を論じております。

Comet ISON may not be intact

タイトルは、

「アイソン彗星、『無傷』では無い模様(太陽接近による崩壊蒸発等が懸念される)」

と言う感じですかね。アイソン彗星は太陽にかなり接近することから重力や熱による崩壊/蒸発等による消失or減光の懸念が言われてますが、その懸念が当たるかも?という主旨。地上観測プラスここ数日の観測衛星からのデータも採用してますね。現在「観測衛星が太陽の近傍の彗星を捕らえた!今後に大いに期待!」的なノーテンキな報道ばっかりですが、冷静にデータとして見ると実は大きな懸念があるという話です。

キモの図がこれ。



縦軸が見かけの明るさ、横軸が太陽からの距離の対数で示された光度曲線です。

彗星は太陽光の反射プラス自らの発光でその姿を見せます。太陽から遠いとほとんど反射光、近づくと自らの発光も加わり明るく見えることになります。

今後、明るくなるのであれば光度曲線は、図中右方に示されている、反射光だけと仮定した光度曲線(赤い点線)に自らの発光分を上乗せして大きく右上がり、ということになるのですが、現時点のデータから外挿していくと赤い点線に近い挙動になりそう、つまり「自らの発光分が期待できない?」→「崩壊・蒸発等で自らの発光に寄与する物質が枯渇する?」と言う仮説が立つというもの。このとおりなら近日点通過後は期待出来なそう、と考えるのが自然に思えます。

星見を趣味とする者としてはもちろん彗星に立派な姿を見せて欲しいですけど、無責任脳天気な煽りには加担したくないと思い敢えてエントリして見ました。

なお、メディアに嫌みったらしいことばかり書きましたが、自らが天体写真を趣味とされてる朝日新聞・東山正宣記者が10/29時点で冷静な視点の記事を書かれていることを特筆して結びといたします。

アイソン彗星、予想より暗い? 消滅の可能性も指摘 - 朝日新聞デジタル

【11/28追記】
悲観説を紹介して斜に構えてみましたが、さっそく覆るかもなニュースが(;^ω^)

アイソン彗星は「生きていた」 米NASA望遠鏡が観測 (CNN.jp)

もう増光の余地はないと思われていたのだけど、そうでは無かったと言うことですね。

最新(11/28 0:54UTC)の太陽観測衛星SOHOの画像を引いてみました。


画像右下に明るくみえるのが彗星、左下に見える星がさそり座のアンタレス(1等星)です。ざくっとアンタレスより2等は明るい感じ(-1等?)なので、上方に示したグラフでの悲観説予想より遥かに明るいことになりますね。

そうなりますと、次は、
1.太陽最接近を生き延びるかどうか?
2.1.をクリアしたとして、どれぐらいの明るさで我々の眼前に姿を現すか?

が興味の対象です。どうなるんでしょうか?

【11/29追記】
太陽に接近したアイソンですが、どうやら崩壊を起こしてしまったようですね。嫌な可能性にも目を向けないと、みたいな主旨のこのエントリですが、嫌な方に結果が出てしまうとさすがに気が滅入る物があります。

実はですね、明るくなったときに備えて、
撮影用にわざわざデジイチを張り込んだんですよ。

(´・ω・`)


太陽接近のアイソン彗星、もう見えない…蒸発か(讀賣新聞)

消えてしまったというわけではないのですが、潮汐力だの熱だので本体が砕けてしまった模様。明るくなった姿を見るのは困難な模様です。そして、大彗星を当て込んでたNHKはこんな有り様に...。

NHK、アイソン彗星崩壊で番組内容変更(共同通信ニュース)

崩壊は崩壊で科学的に興味深い現象ですので科学番組として成立しますけど、司会にタモリ氏を起用と言うことはバラエティノリで大彗星ひゃっはーと盛り上がりたかったのが明らかなわけで、NHKは失意でしょうねえ。

なお、現時点最新の太陽観測衛星SOHO画像を見ましたが、彗星は暗くなって残っているようです(太陽光を遮蔽するディスクの上方)。太陽と反対側にたなびくはずの尾のようなものが見えませんので淋しい限り。

11290618isonsoho.jpg


さて、アイソン彗星、どのぐらいの「暗さ」で明け方の空に再び姿を見せるのでしょうかねえ...。

それを確認してからこの記事をまとめようと思います。

【12/16追記】
ラブジョイ彗星がそこそこに明るくなったことですっかり忘れられムードのアイソン彗星ですが、どうやら物凄く薄く淡く広がってしまったようです。

眼視観測で7〜9等という報告(一例)がある一方で、現時点で写真に捉えたという報告ゼロ。これは恐らく非常に淡く広がったため、いまどきのデジタル写真ではノイズと見做され画像処理時に「消されてしまっている」のだと思います。銀塩なら写るかもですね。

【12/26追記】

現在、ハッブル宇宙望遠鏡でも写せないという状況だそうです。暗く見えたとする眼視報告の信頼性も怪しい感じですね。

アストロアーツ:アイソン彗星の残骸、ハッブルでも写らず


同記事に掲載されているハッブル宇宙望遠鏡による写真。何も見えん(´・ω・`)






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genre : ニュース

3/17のパンスターズ彗星 ちょっと暗くなった?

年賀状用の写真を確保しよう、と言う狙いもあって、それなりの場所をロケハンして見つけましたが、昨日は雲がかかり駄目、今日はまあなんとか見られました。

しかし、一段階暗くなり、見栄えがしょぼくなりましたね。双眼鏡での視認がかなり楽だった数日前に比べると見つけるのもちょっと手間取る感じです。

130317ps-comet

山の稜線が入り、風景写真的な感じで撮れました。


徐々に太陽から離れて見やすくなるのですが、暗くもなるのでインパクトのある写真ゲッツは難しそう。
まあもう1,2度は撮影にトライしようかな、どうしようかな、と(苦笑)。

次は、11月頃に近づくアイソン彗星に期待。明るくなって昼でも見えるかも?って景気の良い予想があるんですよね。まあ予想に過ぎませんが(笑)。






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genre : 写真

3/15のパンスターズ彗星

本日は好天でしたので2.5cm双眼鏡でよく見えました。肉眼では見えませんですね。

写真はこんな感じです。尾がおわかりでしょうか?

130315ps-comet00


「電線が邪魔だろ!ロケーションなんとかしろ!!」

とお思いのアナタ、それはHiraも同じなのであります(汗)。

明日以降ミニ遠征して、すくなくとも前景がうざくない写真はなんとかゲッツする所存。

乞うご期待?くださいませ。



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theme : 星の写真
genre : 写真

パンスターズ彗星を見ました!写真も何とか撮れたよ。

地味に取り沙汰されているパンスターズ彗星ですが、当地で昨日観ることが出来、今日は証拠写真を何とか撮影出来たのでお目にかけます。

「とりあえず、写りますた」と言うレベルですが(苦笑)

130312ps-comet


画面中央、電線の上にシミのように見えるのが彗星です。尾も微かに見えますね。ぐうぜん飛行機が写り込みました。






theme : 星の写真
genre : 写真

ロシアの隕石と、大接近した小惑星に関係はあるの?

かなり乗り遅れですが(苦笑)、いちおう天文研やってたので話題にしますです。

隕石の方は、リアルタイムで撮影された動画は皆様さんざんご覧になられたと思いますので、大接近した小惑星を岡山県の倉敷科学センターさんが捉えた動画を拾ってきました。



実はHiraは夜更かししてここ発のUst中継見てましたw

それはさておき、隕石落下の翌日に小惑星の大接近があって、

大接近小惑星と関係あるのん?

という声がネットで散見されましたね。「関係は無い」という報道出てましたから、それで決着とは思いますが、より明解に納得できる動画が見つかったので拾ってきたですよ。最初に隕石の軌道、続いて大接近した小惑星2012 DA14の軌道が3D表示されるのでイメージが掴みやすいと思います。




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ありがちな「皆既日食を撮りました!(どやっ!!)」とは一味違う皆既日食ウォッチ動画

昨年11月の皆既日食を撮影した動画で興味深い物を見掛けましたので2本紹介します。
皆既日食の写真と言えば、たいていがコロナかダイヤモンドリングをクローズアップしたものなんですが、日食中にはそれだけでなくいろいろな光景が繰り広げられているんですよね。

中でも、カメラで捉えることが難しいものとして、

月の影を視認する

というのがあります。説明用に良く登場する図に描かれる円錐状の月の影(「本影錐」と言います)ですね。模式図ですので実際のはもっともっと細長いです。

mechanism1

【国立天文台提供の画像を同天文台ポリシーに従い転載】


この本影錐が見えることがあったりするのですが、肉眼で広角に見渡さないとわからないのでカメラ向きじゃないようです。ちなみにHiraは、2006年にエジプトでこの影が地平線の彼方から自分のいるところにやってきて、そして彼方に去って行くという光景を視認することが出来ました。凄かった!!!

それで、カメラによる記録が困難な月の影なのですが、間接的ながら感じることが出来る動画を見つけたので紹介する次第。どうぞご覧ください。向かって左から影がやってきて右に抜けて行ったことが空の色や海面・地面の明るさでわかると思います。






おまけ。これはHiraも観に行った2006年の皆既日食の動画ですが、これでも、向かって左から月の影がやって来て右に抜けて行ったことが間接的にわかりますね。



あと、この2006日食でHiraがシャドーバンド撮影のために撮った動画もよろしかったら(苦笑)。
撮影失敗なんですが、月の影が来る!/影に入った!/去って行く!と言う音声実況が残っていて地味に記録価値が出ました。ご笑覧くださいませ。






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genre : 学問・文化・芸術

【11/25追記しました】オーストラリア北部で皆既日食

明け方にWeb中継で見てました。
コロナ、ダイヤモンドリング等美しい映像を堪能しました。

今回、天気がいろいろ際どくて、ケアンズを中心に100km圏で悲喜こもごもの日食ウォッチになった模様ですね。
紹介するのはHiraが関係していた界隈の皆様によるWeb中継。この地点はずっと雲がかかり絶望的な雰囲気でしたが、皆既食の間に奇跡的な晴れ間が来たというドラマが展開されますので(1時間〜1時間02分辺り)ご覧くださいませ。



このメンバーの中には、2009年7月22日の皆既日食ウォッチに出かけ荒天のため無念を味わった知人が混じっておりまして、何はともあれリベンジを果たせたようで良かったです。

Hiraもまた機会があれば観に行きたいですね。

【Hiraの皆既日食ウォッチ記録】
1995.10 タイ皆既日食旅行記
1999.8欧州皆既日食旅行記
2006.3.25-4.3エジプト皆既日食旅行記
2006.3.29 マニアすぐる皆既日食実況@エジプト・サルーム(Youtube動画)

【11/25追記】
知人による記事がいくつか出て来たので紹介しておきます。中でも2009年の無念を晴らしに行った人のは感動モノ!?

ともりんのひみつ?日記(2009のリベンジなったのか?)
須玉日記:ケアンズ皆既日食旅行記 4日目の1(写真がとにかく美しいです!)
日蝕好人☆覚え書き:2012年11月14日 皆既日食 おそい速報(クルーズ船からのヲチ・好天!)





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theme : 皆既日食
genre : ニュース

めっちゃ疲れたよ!金星日面通過を見ました(完全版)

すっかり旬の話題では無くなった頃になって、ようやく完全版を書きます、あひゃひゃ。正直、現象を観られたことで良かった良かった!で終わりかけてたですね(苦笑)

前回2004年に見逃すという痛恨がありましたので、今回は「見逃してなるものか!」と相当に気合いを入れておりました。数日前から気象情報をこまめにチェックしておりましたよ。中でも、マニア御用達と言われるGPV気象予報なんぞを。当時日本に接近していた台風3号の影響を読むのが難問だったりで苦吟しながら方針を決めました。

前日時点では、現象の始まる7時台に愛知県/岐阜県西部くらいまで行けていればまず間違いないかな、と思いましたが何せ遠い。信州では南信・駒ヶ根付近の天気が良さげに思えたのでそこを目標にして、あとは臨機応変ということで就寝。と言っても4時間くらいしか寝られなかったけど...。

当日は3時頃に起きて情報チェック。長野道・中央道で駒ヶ根までは実にスムーズで(まあ平日未明ですからねw)現象開始2時間前くらいに中央道の駒ヶ岳SAに到着しました。休憩しながら天候の様子を窺いますが、さっぱり晴れる気配が無く、しかも雲が厚い感じ。

ここで待っていては現象の開始どころかまったく観られないかも?と言う危機感を覚えたHiraは、出来るだけ西方に行こうと決めたのでありました。確実に晴れ間のあるところ、悪くとも薄曇りのところまで行くしか無い!

飯田(座光寺PA)あたりで太陽が微かに覗いてきましたがまだ雲は厚い。さらに進み、阿智PAに着くも厳しい。これはもう県外だ、と飛ばし、恵那山トンネルを抜けて岐阜県に突入。、その辺からだいぶ天気が良くなってきて期待感が出て来ましたね。恵那峡SAに着き、現象開始を観ようとしましたがまだ雲が厚くて無理。現象全行程ヲチはこの時点でアウト(´・ω・`)。

さて、どうしたもんか...。出した結論は、

ま、岐阜県まで来ちゃったんだから、もうイケイケだ!西へ西へGO!

中央道→名神道(名神は初体験!)と西へ向かうHira。慣れない道ですが間違えることも無く無事に進めました。名古屋の手前あたりからかな、西方が青空なのがはっきり確認出来ました。西へ向かえば間違いなく現象を観られる!「やった、勝つる!」と社内で叫んでたのは内緒です(苦笑)。名古屋を過ぎ再度岐阜県入りして羽島PAの手前で太陽がはっきり照ってきました。見たい、見たい,,,。とりあえず羽島PAでクルマを停め双眼鏡でヲチ。

おお、太陽面にひときわ目立つ黒いホクロが!み、見えたぞ!\(^o^)/ これ見逃したら105年来ない現象を観たぞ!

東京から来たという同好の士にも会い、なんだか恥ずかしながら、感動で一瞬涙腺がゆるくなりましたよ...。5/21の金環日食の時より興奮していたですねー。金環日食は2度目の体験で天候の心配皆無だったけど、こっちは気を揉みながら勝負を賭けて遠征してきた結果なので、それもあったのかもなあ。

羽島PAは片側仕様で狭いしうるさいので、写真を落ち着いて取れるとことに行こうと、養老SAを目指し、到着。数グループが既に陣取っていましたね。「東京から」「横浜から」「富士から」そして、「松本からです!」のHira。他グループの望遠鏡見せてもらったり、Hiraの双眼鏡を通りがかった人に貸して見せたりしてました。

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(Hiraの器材とシルエットです)

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(静岡県富士市からのグループ。望遠鏡覗かせてもらったよ)


証拠写真は報版にも出したこれ。「お日様のホクロ」な、金星のシルエットと黒点が写ってます。380mm(35mmカメラ相当)でもこれだけ写せて満足\(^o^)/。

120606VST-best-s
【クリックすると大きな画像が見られます】


さて、観られて良かったんですけど、こんなに遠くまで来ちゃってるんで、戻りが結構大変であることにはたと気付きました。台風一過で天気が良くなってるので、現象の終わりを松本に出来るだけ近いところで見て戻るのが得策と言うことで、養老SAを後に。関ヶ原ICで戻りルートに入り、空を見ながら戻っていくことに。これがまた好天になってたんですよね。名神道から中央道に入りましたが、信州寄りの岐阜県でも良い天気。屏風山PAでトイレ休憩し、駒ヶ根在住のツイ友、@NagatoShinanoさんから情報もいただき、当初のヲチ予定地、駒ヶ岳SAまで戻ってヲチろうと言うことに。

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(屏風山PAにて。こんな山がちなところも昔は海だった!貝の化石。)


さて駒ヶ岳SA着。現象の最後のヲチ&撮影に賭けます。途中ちょっと雲も来ましたが、無事に観ることが出来ました!何故かフォーカスがおかしくなって写真はピンぼけになったのが残念でしたが。駒ヶ岳SAにもHira以外に2人の方が来て観てましたね。

120606VST-koma1 120606VST-koma3
(駒ヶ岳SA、ここで現象終了をヲチ!/同じ狙いの方がいました!)

120606VST-ending1
(いよいよ現象も終了です。だいぶ太陽の縁に近づいて来ました)

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(あと少しで終わってしまう...105年の別れに。)


やがて現象終了。105年後までの別れを惜しみ(と言ってもその時生きてませんが(笑))、帰って参りました。松本も午後から良い天気で、現象の後半だけなら遠征しなくても観られたことがわかりましたが(汗)、まあそれは結果論です(キリッ。何が何でも観てやるぞ!とまなじり決して行動して、結果が出たのだからそれで良いのです(笑)。

寝不足と運転疲れでその晩はよく眠れました。

(おしまい)


120606VST-koma3
おまけ写真:金星のシルエットを7つあしらったテントウムシ(ん?)


theme : 宇宙
genre : 学問・文化・芸術

めっちゃ疲れたよ!金星日面通過を見ました(速報版)

いろいろありまして、滋賀県に近い岐阜県まで行って来て、めちゃ疲れました...詳報は少しお待ちくださいませ。
でも、観られて良かった!(感涙)

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はるばる岐阜県の西部まで行ったよ。

120606VST-sokuhou

次回は105年後、貴重な現象を観られたよ。



theme : 宇宙
genre : 学問・文化・芸術

完全版 晴れたよ!金環日食

(追記:いくつかの日食画像は拡大版が見られるようにしました)
では完全版の方をお届けします。ってたいしたもんじゃ無いですけどね。
おかげさまで好天に恵まれ、これまで4回の皆既・金環ウォッチで一度も曇られていない、というマイジンクスを5回に伸ばすことが出来ました。悪運は強いようですね、自分w

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ウォッチング場所は推定継続時間29秒の、アルウィン近くの公園。私の今回の狙いは大多数の方と異なり、リングではありません(キリッ。リングは2002年にテニアン島で観てるので、まあいいかな、と。居住地が金環食の北限界線に近いことから、ベイリービーズ観察をテーマにしました。資料やWebプログラムを使って、ごく一瞬リングになるか、あるいはリング手前、月の凸凹から太陽の光が漏れる状態の最大食を見られたら、という感じ。

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塩尻市の天文同好会の方が来てました。オイラの呑気な見物とは違って限界線を見極める組織的な観測。

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【クリックすると↑大きくなります】

欠け出しました!写真もちゃんと撮れていて(黒点も写ってる)快調な滑り出し。

120521ae-p02120521ae-p03

金環に近づいていきます。快調快調。

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120521komorebi

帽子の穴を使って投影。まあお約束ですね。木漏れ日もまあなんとか撮れてますね。いよいよ最大食で何の不安も無し!と思っていたらのですが、この後に悲劇が待っていた...(T_T)
一番大事なところで、露出時間違いの5枚を連射する「オートブラケット」設定に失敗していて、固定露出時間で撮ったためにみーんな露出オーバー、さらにフォーカスもなんか怪しく、情け無いことに。

(´・ω・`)


電池消費を抑えようと、毎回撮影設定しては電源を切る、というケチに走ったのがアダでしたね...。以下、最大食付近の画像です。お見苦しくて申し訳ないm(__)m。

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最大食ちょい前。左側の角状の太陽が微かに途切れているのがわかるでしょうか。ベイリービーズです。

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最大食寸前。破線状ながら太陽の光が月のシルエットを縁取っているのがわかりますかねえ(汗)。この辺り双眼鏡で観てましたが、極細になった太陽が月のシルエットの縁に回り込んでビーズネックレスのように輝く姿は素晴らしかった。

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【クリックすると↑大きくなります】

最大食付近。完全なリングにはなりませんでしたが、これこそ狙った光景で、してやったりです。

120521aae-bb05

最大食直後。15秒くらいかな、こういう月のシルエットが縁取られた光景は。とても短いけれど、個人的にはリングよりも美しく神秘的なものを観たと信じてます。惜しむらくは写真が...。

120521ae-p04120521ae-p05
120521ae-p06

金環終了後はまあちゃんと撮れました。

私の日食ウォッチングの矜持は、「しっかり目に焼き付ける」なので、それは達成されて非常に満足ですけど、写真を凡ミスしたのがちょっと悔しいかな。

6回目のウォッチングはいつの日になるか分かりませんが、もう何回かは金環・皆既を観てやろうと思っています。

え、感動の言葉が少ないって?
んー、今回大いに盛り上がった皆様には大変申し訳ないのですが、自分的な価値観として、

皆既日食>>>(越えられない壁)>>>金環日食


なんですよねー、どうもすいませんです。


追伸:6月6日には、希少性では日食以上という金星日面通過が起きます。これにもチャレンジしてみますので乞うご期待。


Canon 7562A001 双眼鏡 8×25IS
Canon 7562A001 双眼鏡 8×25IS(Hiraの愛機です)


theme : 金環食・皆既食
genre : 学問・文化・芸術

晴れたよ!金環日食(暫定速報)

好天に恵まれ、また狙った通りの現象が見られて満足な日食ウォッチでした。
早起きして疲れちゃったので(苦笑)、とりあえず写真1枚ってことで。ほぼ最大食で、鮮明とまでは行きませんがベイリービーズをなんとか撮影出来ましたー。

120521ae-bb01



theme : 金環食・皆既食
genre : 学問・文化・芸術

晴れると良いな!金環日食ウォッチングの準備中

月曜に迫った金環日食ですが、当地・松本はリングの観られる北限界線ギリギリなんですね。
ということで、Hiraは今回、「限界線近くで見るリング」をテーマにウォッチングします。

金環日食自体は2002年にテニアン島で1度観ていますので、それほどヒートアップする感情はありませんけど、居住圏で金環なり皆既なりが観られるってのは生まれて初めてで、それはそれで感慨深い物がありますね。今回は記念写真を撮ろうと思い、少し準備してみました。

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減光用のフィルターシート。

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このシートで作った撮影用のフィルタ。カメラに付けます。

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カメラにはこんな感じで装着。380mm(35mmカメラ相当)で挑みます。

120519ae04

双眼鏡でも観ますけどとうぜんフィルターを装着、ですね。
キャノンの手ブレ補正機能付き双眼鏡。これは日食や天体ウォッチングには超スグレモノです。

120519ae05

きょうロケハンをしてきました。よさげなポイントの経緯度はこのGPSで測定。
予報記事等と照合して最終的な撮影場所を決めます。


GPSは99年に購入したやつで、もう時代ものになりつつありますね...。
あとは当日のお天気。天気予報は悲観的では無いものの楽観も出来ない感じです(曇りのち晴れ)。こればっかりは祈るのみ。これまで4回の皆既・金環ウォッチで一度も曇られていない、というマイジンクスを信じて待つことにするか...。

晴れると良いね!

theme : 宇宙・科学・技術
genre : 学問・文化・芸術

太陽からの放射線量が通常の1000倍!

宇宙の話題。

活発な太陽活動のおかげでこのような現象が起きている模様です。まあ地球の大気が護ってくれますので我々に特段の影響はありませんけどね。下記のサムネイル画像をクリックすると大きな画像が見られます。

フレア



theme : 宇宙・科学・技術
genre : 学問・文化・芸術

ふたご座流星群を見ました

昨晩、自室の窓から1時間ほどウォッチ。月明の妨害、窓からと言うことで狭い視野にも関わらず、15個ほど確認しました。全天なら30とか50とか、相当な数流れていたんでしょうね。

ウォッチングのラスト、オリオン座の三つ星を射貫くように流れたのを見られたのがよかったなあ。

参照:アストロアーツの特集記事

theme : 星・宇宙
genre : 学問・文化・芸術

皆既月食

当地晴天に恵まれ、観ることが出来ました\(^o^)/。コンデジで適当に撮った写真です。

順番に、1.欠ける直前(左下から欠けてくる) 2.70%程欠けてきた 3.皆既中 です。適当撮影につき写真の不出来はご容赦をm(__)m。皆既中の写真、ぶれてしまいました(汗)。

111210皆既月食1 111210皆既月食2
111210皆既月食3


皆既中の月の色は、赤銅色などと良く形容されますが、ビアマニアの私としては、

ペールエール(よなよなエールとか)の色

でした(笑)。

次回は2014年だそうです。なお、もっと素晴らしい写真はアストロアーツさんのこの特集ページをご覧ください。




theme : 月の写真
genre : 写真

さそり座δ星「ジュバ」に異変が起きている

今ごろの宵、さそり座は南の空ちょっと低いところに赤い1等星アンタレスを中心に見えていますが、アンタレスから右上方の星、δ星(「ジュバ」と言う名があります)が通常の2.2等級より0.5等ほど明るくなっていて、特に天文に詳しくなくても「あれ、さそり座の印象がちょっと違うぞ?」と思った人も少なくないのではと思います。

今晩天気がよかったので空を眺めましたところ、
δ星が明るくなっているのが確かに確認出来ました。1.5等ぐらいでしょうか。
赤いアンタレスに明るくなった白いδ星の対比はなかなか素敵な眺めでしたよ。

解説はアストロアーツのこの記事を参照してくださいませ。長いこと明るさを変えない星と思われていたδ星は2000年に突如明るくなって天文ファンや学者連を驚かせました。安定した光度の状態が長く、突発的に光度が変わるという挙動を示し、「爆発型変光星」として分類されています。

ここしばらくは明るい状態で、宵の南天ですぐ見つけられる星ですから、特別に空の暗いところでなくても、地味ながら非常に珍しい現象の目撃者になってみてはいかがでしょうか。


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星になったんだね

昨年急逝した知人のことが出ています」の続き。

昨年急逝した、知人Kのファーストネームが小惑星に付けられたそうです。

「本当に」星になったんだね...
無名で世を去るであろう私なんぞ(苦笑)よりも、長く人類の記録に残ることになったんだ。

でも、いま生きていてくれた方がいいよ...

昨年急逝した知人のことが出ています

こちらをお読み下さい。

大快挙の「はやぶさ」がピンチを乗り切ったのは、失敗プロジェクトだった「のぞみ」で良い意味で悪あがきして蓄えたノウハウがあったからと言える部分があります。そしてKは「のぞみ」のその場にいたんですね。

Kについては、松浦晋也さんのこの記事もご参照下さい。

返す返すも急逝が惜しまれるヤツでした...。

2010/12/03追記:

中国新聞に取り上げられました。「亡き技師の里へはやぶさ模型」

後輩のIがKの実家を訪問したブログ記事も紹介しておきます。 (1)(2)(3)

あれから1年半ほどになりますが、記事を読むと何だか泣けてきます...。

プロフィール

Hira

Author:Hira


怪しいオヤヂ"Hira"のブログ。自営業で株投資もしていたり。いちおうビアテイスターだったりするビアマニア。「Respect Beer!  大手、輸入、クラフト...全てのビールに敬意を」

現実的政治観。反ニセ科学。第1種放射線取扱主任者免状所有、元原子力業界末席(化学)、元天文研(皆既日食ヲチ3回)。50〜70's洋楽。

日常のもろもろを綴っております。シン・ゴジラにかぶれて上京し発声可能上映会(府中)に行ってしまいました(;^ω^)

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