【カテゴリ: おもしろ真面目にビアトーク の記事一覧】
- 記事予告「美味しんぼ第18巻『ドライビールの秘密』のセリフを検証します」 [2013/03/21]
- 【11/10追記あり】オバマ大統領再選!ということは...!? [2012/11/10]
- 【10/19追記あり】幻のトラピストビール・ウエストフレテレンが手に入ったぉ!大事に飲むぉ。 [2012/10/19]
- 飲んでみたい!ホワイトハウス限定醸造ビール [2012/09/03]
- 2012/4/23(地ビールの日)雑感 [2012/04/25]
- 「世界一」とは? [2011/11/03]
- 「幻のビール」が幻でなくなるかも? [2011/10/23]
- NHKに出演されていた平尾由希さんに注目! [2011/07/19]
- ランビック-ベルギーの自然発酵ビール-(山本高之著)を購入しました [2011/07/09]
- アサヒスーパードライ世界一!(英国ビアコンテストで金メダル) [2011/02/14]
- 藤原ヒロユキBEERマニア@赤坂見附「BIER VANA」のust中継に参加します [2011/01/20]
- 「日本クラフトビアフェスティバル」にネットで参加 [2010/10/31]
- 感想:NHK「Bizスポ」で地ビール特集 [2010/10/03]
- 今夜のNHK「Bizスポ」で地ビール特集 [2010/10/01]
- 「藤原ヒロユキ BEER マニア」第1回 [2010/09/28]
- 昨晩のタモリ倶楽部/「マイケル・ジャクソン」を偲んで、様々な珍しい世界のビールを堪能する! [2010/09/25]
- 今週のタモリ倶楽部は超必見です!マイケルジャクソン追悼特集!ってあっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケルですが [2010/09/21]
- 本日9/14、20:00からustでビール番組「藤原ヒロユキ BEER マニア」です [2010/09/20]
- 「世界一美味いビール」周辺で起きたちょっとした騒動 [2010/09/14]
- 天文雑誌に「ブラックホール・ビール」の話題 [2010/09/11]
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記事予告「美味しんぼ第18巻『ドライビールの秘密』のセリフを検証します」
スプーンを舌にべったり押し付けて、離してみてください。(山岡)ああ同じ味がする!(板山社長)すっぱいような平坦な味だわ!
つーかこれだな。→美味しんぼ第18巻「ドライビールの秘密」より:「はて、外国にはドライビールはないんやろか?」「イギリスにはよく似た味のペールエールっていうのがありますけどね」
— Hira@変なオヤジさん (@hhhira) 2013年1月28日
一部ではつとに有名なこのセリフに関して、大真面目に検証を試みようというネタを思いつきましてw、購入してきましたよ。
左がアサヒスーパードライ、右がイギリスの代表的ペールエール「バス・ペールエール」。
後日、2つをテイスティングして記事にしますので、お待ちくださいませ。
なお、
結果は明らかだろ!
と言うツッコミはナシでお願いいたします(笑)。
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【11/10追記あり】オバマ大統領再選!ということは...!?
お笑い芸人のノッチがあと4年ネタに困らない、というのも大きいですが...(笑)
以前紹介した、ホワイトハウス限定醸造ビールねたがあと4年は使える!ってことですね!
再掲:
さて、こうなったら、再選を祝して新レシピ開発しては如何でしょう!
小ネタで失礼しました...
【11/10追記】
ホワイトハウスビールのレシピを再現した「クローン・ビア」を醸造して出しているお店があります。再選の経済効果が日本にも波及!かなw
(西宮のビアカフェ・バーレイさん)
(東京品川区専属のビアパブ・PANGEAさん)
洗足のビールパブが「ホワイトハウス」のビール再現-そのお味は?(品川経済新聞の記事)
(ロムニー候補にも敬意を表して...彼の地元・マサチューセッツ州のビール)
以前紹介した、ホワイトハウス限定醸造ビールねたがあと4年は使える!ってことですね!
再掲:
さて、こうなったら、再選を祝して新レシピ開発しては如何でしょう!
小ネタで失礼しました...
【11/10追記】
ホワイトハウスビールのレシピを再現した「クローン・ビア」を醸造して出しているお店があります。再選の経済効果が日本にも波及!かなw
(西宮のビアカフェ・バーレイさん)
あのオバマ大統領がホワイトハウスで飲んでいる、ハニーエールとハニーポーターを再現したビールをご提供中です。
— 西宮北口 ビアカフェ・バーレイさん (@barleynow) 11月 8, 2012
(東京品川区専属のビアパブ・PANGEAさん)
洗足のビールパブが「ホワイトハウス」のビール再現-そのお味は?(品川経済新聞の記事)
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(ロムニー候補にも敬意を表して...彼の地元・マサチューセッツ州のビール)

【10/19追記あり】幻のトラピストビール・ウエストフレテレンが手に入ったぉ!大事に飲むぉ。
ビアマニアに高い評価を受け、さらには入手の困難さ(醸造する修道院のポリシーで、原則として現地に行き修道院のカフェで飲むか修道院の直販を買うしかない)から幻のトラピストビールと言われている、セント・シクスタス修道院が製造するウエストフレテレンビール(Westveleteren12)ですが、この度修道院の都合で従来ポリシーを破り日本向けに(!)限定数量で販売、と言うニュースが耳に入り、思わず名古屋の木屋さんから購入しました。
なお、「トラピストビールって何?」って方はこちらのwiki記事をご参照下さいませ。
修道院の「都合」に関しては、日本ビアジャーナリスト協会サイトの記事「ウエストフレテレン12 日本で限定販売」を参照下さい。トラピストビールは利益を修道院の運営や援助に使うものでなくてはならない決まりがあり、セント・シクスタス修道院は上記のようなつましい販売で上等、ということで来ていたのですが、今回、新たに修道院建物を建造することになり多額の資金調達が必要ということでこの日本向け例外的な販売形態が実現したということです。
お値段ですが、6本とグラス2個のセットで8,400円。
「まあベルギーまで足を運ぶことを思えば...」ってことで、思い切って買いましたが、財布にかなりの痛手です(苦笑)。1本1,400円と言う勘定ですから、プレモルとかヱビスの6缶パック買ってお釣りが来るという...はあ。
なにせ希少ですし、何年も寝かしておけるビールでもありますので、来年のクリスマスから1年1本ずつくらいで開けていくつもりです。当分はガマンガマンw。レビューはかなり後になると思います。皆様が忘れた頃になっちゃいますねw
あと、木屋さんが梱包材に、これも評判の高いトラピストビールのシメイの箱を切ったものを使ってたので、いただいて飾りにしました。ビアマニアにしかわからない世界でスイマセン(苦笑)。
参照記事:「世界一美味いビール」周辺で起きたちょっとした騒動
【10/19追記】
別の過去記事、「幻のビール」が幻でなくなるかも?をコロッと忘れていたのを想い出しました(;^ω^)。昨年時点でセント・シクスタス修道院はベルギー国内のスーパーに日本発売のセットと同じパッケージを売り出していたんですね。93,000セットが二日間で売り切れたそうです、凄いなー。もちろん上記のように修道院の再建工事のための資金集めが目的であって、露骨に商売気を出したというわけではありません。今回の日本での販売は、昨年からのその資金集めプロジェクトの一環という理解で良いかと。過去記事で参照しました、「★ brillat savarin の 麦酒天国 ★」の記事「敬虔さと現実主義の狭間: 味覚は敬虔さと程遠い」によりますと、ベルギーでの販売価格は25ユーロだそうで、遠くから輸送するので諸コストが乗るのが致し方ないと言え、日本では販売価格が3倍超え(!)ですね。返す返すも財布に痛いです...。
なお、「トラピストビールって何?」って方はこちらのwiki記事をご参照下さいませ。
修道院の「都合」に関しては、日本ビアジャーナリスト協会サイトの記事「ウエストフレテレン12 日本で限定販売」を参照下さい。トラピストビールは利益を修道院の運営や援助に使うものでなくてはならない決まりがあり、セント・シクスタス修道院は上記のようなつましい販売で上等、ということで来ていたのですが、今回、新たに修道院建物を建造することになり多額の資金調達が必要ということで
お値段ですが、6本とグラス2個のセットで8,400円。
「まあベルギーまで足を運ぶことを思えば...」ってことで、思い切って買いましたが、財布にかなりの痛手です(苦笑)。1本1,400円と言う勘定ですから、プレモルとかヱビスの6缶パック買ってお釣りが来るという...はあ。
なにせ希少ですし、何年も寝かしておけるビールでもありますので、来年のクリスマスから1年1本ずつくらいで開けていくつもりです。当分はガマンガマンw。レビューはかなり後になると思います。皆様が忘れた頃になっちゃいますねw
あと、木屋さんが梱包材に、これも評判の高いトラピストビールのシメイの箱を切ったものを使ってたので、いただいて飾りにしました。ビアマニアにしかわからない世界でスイマセン(苦笑)。
参照記事:「世界一美味いビール」周辺で起きたちょっとした騒動
【10/19追記】
別の過去記事、「幻のビール」が幻でなくなるかも?をコロッと忘れていたのを想い出しました(;^ω^)。昨年時点でセント・シクスタス修道院はベルギー国内のスーパーに日本発売のセットと同じパッケージを売り出していたんですね。93,000セットが二日間で売り切れたそうです、凄いなー。もちろん上記のように修道院の再建工事のための資金集めが目的であって、露骨に商売気を出したというわけではありません。今回の日本での販売は、昨年からのその資金集めプロジェクトの一環という理解で良いかと。過去記事で参照しました、「★ brillat savarin の 麦酒天国 ★」の記事「敬虔さと現実主義の狭間: 味覚は敬虔さと程遠い」によりますと、ベルギーでの販売価格は25ユーロだそうで、遠くから輸送するので諸コストが乗るのが致し方ないと言え、日本では販売価格が3倍超え(!)ですね。返す返すも財布に痛いです...。

飲んでみたい!ホワイトハウス限定醸造ビール
ツイッターのこのつぶやきにインスパイアされての記事です。
米ホワイトハウス、特製ビールのレシピ公表 公開要求受け(CNN.jp)
米国のオバマ大統領のビール好き、それも一般的な黄金色のラガーでないビールを嗜む、と言うのは知っていたのですが、ぬわんと、ホワイトハウス内で醸造させて飲んでたんですね−。
ホワイトハウスブログに記事があり、公式の動画も発表されています。何でも、ハチミツを使っているのが特徴だとか。
レシピが公開されたので、クローンして醸造されたビールが米国内で出回るかもですね。
うーん、飲んでみたい!
と、ふつうはここで終わりですが、この話にはニヤリとする落ちがありまして...
自家醸造してることを知った米国民が、「レシピ教えて!」とまるで政治運動のように情報公開請求した結果がこの動画だったんですね!おもしろす−。(*^o^*)
ホワイトハウス・ハニー・エールとハニー・ポーターというクラフトビールの詳しいレシピが公開されたそうな。そのうち同じ製法のクローン版が飲めるかもしれない/米ホワイトハウス、特製ビールのレシピ公表 公開要求受け cnn.co.jp/usa/35021231.h…
— nagoo3さん (@redbicycle) 9月 2, 2012
米ホワイトハウス、特製ビールのレシピ公表 公開要求受け(CNN.jp)
米国のオバマ大統領のビール好き、それも一般的な黄金色のラガーでないビールを嗜む、と言うのは知っていたのですが、ぬわんと、ホワイトハウス内で醸造させて飲んでたんですね−。
ホワイトハウスブログに記事があり、公式の動画も発表されています。何でも、ハチミツを使っているのが特徴だとか。
レシピが公開されたので、クローンして醸造されたビールが米国内で出回るかもですね。
うーん、飲んでみたい!
と、ふつうはここで終わりですが、この話にはニヤリとする落ちがありまして...
CNN記事から引用:オバマ大統領が特製ビールの存在を暴露した後、ホワイトハウスの公式サイトにはレシピ公表を求める請願書が送られ、情報自由法に基づく情報公開の請求もあった。
自家醸造してることを知った米国民が、「レシピ教えて!」とまるで政治運動のように情報公開請求した結果がこの動画だったんですね!おもしろす−。(*^o^*)
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2012/4/23(地ビールの日)雑感
2009年、2010年に書いて去年は飛ばしましたが今年は書きます。ってもう過ぎてしまいましたが(汗)。
なんで4月23日かと言いますと、ドイツに於いてビール純粋令が施行された日なんですよね。
ビールの本場ドイツ、あるいは某劇画で語られた「本格ビールを守るための...」ってイメージで捉えられることの多いこのビール純粋令ですが、2009年で論じたように、ビールの多様性を制限する性格を持っていたこと、当時の支配階級の利益特権化(ヴァイツェンビールを独占的に製造)のための政治性というダークサイドも指摘されていて、ビールの多様性尊重と言うことで活動している日本地ビール協会(Hiraは会員だったり)の性格との整合が些か悪く、ある種の皮肉を内包してしまっています。
Hira個人としては、2010年にも紹介した、
(1)細川内閣の時の地ビール解禁が発効した日、
あるいは、
(2)地ビール解禁を夢見て奔走したサンクトガーレン醸造所先代社長にちなんだ日
案のどっちかで、変えて欲しいと思ってるんですが、4/23に決めたときにドイツ大使館に世話になったそうなので大人の事情的にちょっとむずいかな。
某劇画のせいでどうも120%の金科玉条みたいに誤解される例が少なくないビール純粋令ですが、もうそろそろ、ビアマニアならずとも正確な理解が広まって欲しいと思っております。
もっと言うと、ビールの本場ドイツ!という固定観念からの卒業もなんとかならんかな、と。ドイツとは違うスタイルでビールが発展し根強い支持を受けているイギリスとベルギー、世界で最もポピュラーなビール、ピルスナーの発祥国チェコ、ライトラガー大国でもありつつクラフトビール(地ビール)大国でもあるアメリカ、はそれぞれ本場と言って良いと思うんですよね。そして、我が国はアメリカの後追い的なポジションで新しいビールの本場国にならんとしている!と信じて応援したいかな、と。
また来年も恒例企画として書きます。
なんで4月23日かと言いますと、ドイツに於いてビール純粋令が施行された日なんですよね。
ビールの本場ドイツ、あるいは某劇画で語られた「本格ビールを守るための...」ってイメージで捉えられることの多いこのビール純粋令ですが、2009年で論じたように、ビールの多様性を制限する性格を持っていたこと、当時の支配階級の利益特権化(ヴァイツェンビールを独占的に製造)のための政治性というダークサイドも指摘されていて、ビールの多様性尊重と言うことで活動している日本地ビール協会(Hiraは会員だったり)の性格との整合が些か悪く、ある種の皮肉を内包してしまっています。
Hira個人としては、2010年にも紹介した、
(1)細川内閣の時の地ビール解禁が発効した日、
あるいは、
(2)地ビール解禁を夢見て奔走したサンクトガーレン醸造所先代社長にちなんだ日
案のどっちかで、変えて欲しいと思ってるんですが、4/23に決めたときにドイツ大使館に世話になったそうなので大人の事情的にちょっとむずいかな。
某劇画のせいでどうも120%の金科玉条みたいに誤解される例が少なくないビール純粋令ですが、もうそろそろ、ビアマニアならずとも正確な理解が広まって欲しいと思っております。
もっと言うと、ビールの本場ドイツ!という固定観念からの卒業もなんとかならんかな、と。ドイツとは違うスタイルでビールが発展し根強い支持を受けているイギリスとベルギー、世界で最もポピュラーなビール、ピルスナーの発祥国チェコ、ライトラガー大国でもありつつクラフトビール(地ビール)大国でもあるアメリカ、はそれぞれ本場と言って良いと思うんですよね。そして、我が国はアメリカの後追い的なポジションで新しいビールの本場国にならんとしている!と信じて応援したいかな、と。
また来年も恒例企画として書きます。

「世界一」とは?
今年も、ワールド・ビア・アワード(World Beer Awards)の結果が発表され、そこで日本のクラフトビアがいくつかの部門で優勝を勝ち取りました。結果はこちら(英語)。
昨年まではこういう国際的ビアコンテストの結果を紹介するときは、銘柄名も挙げ、
「世界一、素晴らしい!」
みたく持ち上げてました。その銘柄が広く知られてほしい応援の意味合いもあったから。
で、今年以降、私はこのワールド・ビア・アワードはじめ、国際コンテスト入賞ビールに関して「持ち上げスタンス」で記事を書くのを止めることにしました。
理由1:近年、国産クラフトビアの国際コンテスト入賞というのはもう既定事実と化しており、ワールドクラスなものを製造できるポテンシャルはもう実証したと思えるので、もうこの辺は通過点と言うことで、自分の次なる期待感で見ていきたいと思うようになったこと。まあ藤原ヒロユキさんのパクリなんですが(汗)、それはオリジナルビアスタイルです。日本発のビアスタイルの銘品が造られ、コンテストで評価され、国際コンテストのカテゴリに挙がるようになって欲しいんですね。国産上級のブルワーさんにはそういうフェイズに入ってもらいたい。
理由2:国際ビアコンテストは複数実施されており、コンテストごとの優勝ビアを安直に「世界一」と呼ぶのは本来はいささか誇大評価であんまりフェアでは無い行為です。しかも飲食物のコンテストは点数化しにくいものを無理に点数化するという本質的な限界があります。「○○コンテストに優勝/入賞出来た、ワールドクラスのビール」くらいに呼ぶぐらいが妥当なところかと。
理由3:メイチ誇大に「世界一、凄い!」と煽ったとして、そのクラフトビアの売り上げ増には繋がるだろうけど、かといって10倍も増えるわけもない現実。ブルワーさんの商売上の方便まではもちろん否定しませんが。
理由4:個人的評価として「世界一」受賞ビールを「世界一だ!」とは思わない点。嗜好ですから当然です。さすが受賞ビールだけあって美味しい!とは言いますけどね。
それで、と。
私は別にそのコンテスト優勝ビールをやりすごすわけじゃあないんです。優勝ビールの一つ、サンクトガーレン横浜XPAを「どんなもんじゃろ?」と購入しましたよ。レビューはまた後ほどね。
ああでも、凄く気に入ったら、
「さすがは世界一、素晴らしい!」
って思わず書いちゃうかもですが(笑)。
昨年まではこういう国際的ビアコンテストの結果を紹介するときは、銘柄名も挙げ、
「世界一、素晴らしい!」
みたく持ち上げてました。その銘柄が広く知られてほしい応援の意味合いもあったから。
で、今年以降、私はこのワールド・ビア・アワードはじめ、国際コンテスト入賞ビールに関して「持ち上げスタンス」で記事を書くのを止めることにしました。
理由1:近年、国産クラフトビアの国際コンテスト入賞というのはもう既定事実と化しており、ワールドクラスなものを製造できるポテンシャルはもう実証したと思えるので、もうこの辺は通過点と言うことで、自分の次なる期待感で見ていきたいと思うようになったこと。まあ藤原ヒロユキさんのパクリなんですが(汗)、それはオリジナルビアスタイルです。日本発のビアスタイルの銘品が造られ、コンテストで評価され、国際コンテストのカテゴリに挙がるようになって欲しいんですね。国産上級のブルワーさんにはそういうフェイズに入ってもらいたい。
理由2:国際ビアコンテストは複数実施されており、コンテストごとの優勝ビアを安直に「世界一」と呼ぶのは本来はいささか誇大評価であんまりフェアでは無い行為です。しかも飲食物のコンテストは点数化しにくいものを無理に点数化するという本質的な限界があります。「○○コンテストに優勝/入賞出来た、ワールドクラスのビール」くらいに呼ぶぐらいが妥当なところかと。
理由3:メイチ誇大に「世界一、凄い!」と煽ったとして、そのクラフトビアの売り上げ増には繋がるだろうけど、かといって10倍も増えるわけもない現実。ブルワーさんの商売上の方便まではもちろん否定しませんが。
理由4:個人的評価として「世界一」受賞ビールを「世界一だ!」とは思わない点。嗜好ですから当然です。さすが受賞ビールだけあって美味しい!とは言いますけどね。
それで、と。
私は別にそのコンテスト優勝ビールをやりすごすわけじゃあないんです。優勝ビールの一つ、サンクトガーレン横浜XPAを「どんなもんじゃろ?」と購入しましたよ。レビューはまた後ほどね。
ああでも、凄く気に入ったら、
「さすがは世界一、素晴らしい!」
って思わず書いちゃうかもですが(笑)。

「幻のビール」が幻でなくなるかも?
過去エントリ「『世界一美味いビール』周辺で起きたちょっとした騒動」で紹介した、「世界一美味いビール」あるいは入手の困難さから「幻のビール」と呼ばれる、ベルギーのSaint Sixtus修道院で醸造されているトラピストビール”ウエストフレテレン(Westvleteren)のお話し。
私の過去記事でbrillat さんと意見交換がありましたが、当時、私が尊重すべきと主張した、修道院の転売禁止ポリシーが現実にはかなりいい加減で、そもそも24本入りの木箱で売るという形態がポリシーと矛盾、という示唆をいただきました。よって転売される「グレールート流通」を積極的に糾弾する意味は乏しいということですね。さらには、修道院カフェで出るものは熟成不足が感じられて「世界一美味いビール」とは言いづらい、というのが決定的で、美味い「ウエストフレテレン」にありつくにはボトルを手に入れ熟成させるのがベストで、そうなるとグレールートものを求めることが必然的になってしまう、と。
そんな「ウエストフレテレン」ビールですが、同修道院がこれまでの消費者直販限定の方針を改め、ベルギー国内のスーパーに一定量を流通させる、と言うニュースです。参照元は、いつも勉強させてもらってる「★ brillat savarin の 麦酒天国 ★」のこの記事、「敬虔さと現実主義の狭間: 味覚は敬虔さと程遠い」で、ニュースソースはこちら(オランダ語)。
ベルギー国内では間違いなく入手しやすくなるわけですが、日本で入手を試みるとグレールート頼みのわけで、さてそれがどうなるのか?
1度は飲んでみたいですけどねー。
(brillat_savarinこと山本 高之さんのご著書。↓まだ読み中です)
私の過去記事でbrillat さんと意見交換がありましたが、当時、私が尊重すべきと主張した、修道院の転売禁止ポリシーが現実にはかなりいい加減で、そもそも24本入りの木箱で売るという形態がポリシーと矛盾、という示唆をいただきました。よって転売される「グレールート流通」を積極的に糾弾する意味は乏しいということですね。さらには、修道院カフェで出るものは熟成不足が感じられて「世界一美味いビール」とは言いづらい、というのが決定的で、美味い「ウエストフレテレン」にありつくにはボトルを手に入れ熟成させるのがベストで、そうなるとグレールートものを求めることが必然的になってしまう、と。
そんな「ウエストフレテレン」ビールですが、同修道院がこれまでの消費者直販限定の方針を改め、ベルギー国内のスーパーに一定量を流通させる、と言うニュースです。参照元は、いつも勉強させてもらってる「★ brillat savarin の 麦酒天国 ★」のこの記事、「敬虔さと現実主義の狭間: 味覚は敬虔さと程遠い」で、ニュースソースはこちら(オランダ語)。
ベルギー国内では間違いなく入手しやすくなるわけですが、日本で入手を試みるとグレールート頼みのわけで、さてそれがどうなるのか?
1度は飲んでみたいですけどねー。
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NHKに出演されていた平尾由希さんに注目!
NHKの、「BSニュース」や「お元気ですか日本列島」で平尾さんのお顔を見掛けた人も少なくないかと存じます。レギュラーの契約は終了して見掛けなくなってたのですが、ひょんなことで平尾さんの近況を知ることとなりました。
平尾由希のON-AIRキッチン
というブログをやっておられていて、現在は「食」分野のプロになるべく修行中だそうです。
本題はここからで、トップの平尾さんの画像の左手...ビール!
そして、学ばれていた料理学校の卒業製作記事でおおお!
ヴェデット!ヒューガルテン!ベルジャンエールじゃないですか!
あと、なにかご事情があって消されたようですが、
平尾さんは、Hiraと同じでビアテイスター講習修了なんですね。
ビールに並々ならぬこだわりが感じられます。
今後の平尾さんから目が離せません。
平尾由希のON-AIRキッチン
というブログをやっておられていて、現在は「食」分野のプロになるべく修行中だそうです。
本題はここからで、トップの平尾さんの画像の左手...ビール!
そして、学ばれていた料理学校の卒業製作記事でおおお!
ヴェデット!ヒューガルテン!ベルジャンエールじゃないですか!
あと、なにかご事情があって消されたようですが、
平尾さんは、Hiraと同じでビアテイスター講習修了なんですね。
ビールに並々ならぬこだわりが感じられます。
今後の平尾さんから目が離せません。

ランビック-ベルギーの自然発酵ビール-(山本高之著)を購入しました
ブログ「★ brillat savarin の 麦酒天国 ★」のオーナーで、ベルギービールを中心にビールに関して深い考察をされ素晴らしい記事を発信されている、brillat savarinさんこと山本高之さんの初の著作を購入しました。ランビックというベルギーの自然発酵ビールに関する大著です。
「麦酒天国」ブログに出入りさせてもらい、いろいろとご教示いただき、勝手に「オレの師匠!」と決めている山本さんだけに、もう一も二もなく購入!でした。著者略歴覧で、ご出身が松本の隣の塩尻市というのを知り、また一段と親近感が湧き、ますます師匠な感じ(笑)。
なにせ大著ですのでじっくり時間かけて読みます。感想はまた後ほど。
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アサヒスーパードライ世界一!(英国ビアコンテストで金メダル)
冗談でも何でも無く本当のニュースで、昨日放映のあった藤原ヒロユキさんのust番組で出て来た話題です。
つい先日イギリスで行われた"THE BREWING INDUSTRY INTERNATIONAL AWARDS"で、アサヒスーパードライ(現地メーカーによるライセンス生産品)が、ケグ(樽)出品/ラガー/「度数4.8% -6.9%」のカテゴリで見事GOLDを獲得したのです。結果はこちら(MS-Word書類がダウンロードされます)。
原文表記だと、
International Keg Lager Competition
Lager 4.8% -6.9% ABV : ASAHI BREWERIES – SHEPHERD NEAME – ASAHI SUPER DRY
SHEPHERD NEAMEと言えば銘品エールの"Spitfire"や"Bishop's Finger"の製造元。アサヒから提供されるレシピを具現するには力量充分ですね。
ちなみに、このイベントは1世紀以上の伝統もあるし、日本を代表するクラフトブルワーでビアジャッジの園田智子さんがジャッジとして招かれているということで、別におかしな背景があるわけじゃないですからね、念の為。また、日本のクラフトビアメーカーも参加していくつかGOLDを獲得してます。
と言うか、スーパードライに関する根強い「邪道ビール」「不味い低品質ビール」と言う誤解をされている人に読まれるんでは?と言う前提であえてコンテストの質を担保するコメントを入れないと...って感じなんですが(苦笑)。
私にとってスーパードライはフェイバリットなビールではありませんが、状態の良いものは「ごくごく飲めるすっきり軽快なラガービール」であり、ごくごくっと飲りたいときにはかなりゴキゲンなチョイスだと思ってます。某漫画の影響からか、ヱビスビール辺りを引き合いに出してケチョンケチョンに貶す人が少なくないのですが、それは、路線つかカテゴリの違う両ビールを無理筋にヨコ比較しているのですね。コーヒーのアメリカンとエスプレッソをヨコ比較してアメリカンを叩くようなものです。
軽快なビールとして世界一級の評価を受けた...。
アサヒス-パードライ凄いじゃないですか!
追記:他の日本産GOLD受賞ビール(原文表記ママ)
International Strong Beer Competition
Strong Dark Beer : A J I BEER INC – MINOH BEER IMPERIAL STOUT GOLD
International Speciality Beer Competition
Speciality Wheat Beer : SHIRAYUKITYOUJUURA BEER – SNOW BLANCHE
つい先日イギリスで行われた"THE BREWING INDUSTRY INTERNATIONAL AWARDS"で、アサヒスーパードライ(現地メーカーによるライセンス生産品)が、ケグ(樽)出品/ラガー/「度数4.8% -6.9%」のカテゴリで見事GOLDを獲得したのです。結果はこちら(MS-Word書類がダウンロードされます)。
原文表記だと、
International Keg Lager Competition
Lager 4.8% -6.9% ABV : ASAHI BREWERIES – SHEPHERD NEAME – ASAHI SUPER DRY
SHEPHERD NEAMEと言えば銘品エールの"Spitfire"や"Bishop's Finger"の製造元。アサヒから提供されるレシピを具現するには力量充分ですね。
ちなみに、このイベントは1世紀以上の伝統もあるし、日本を代表するクラフトブルワーでビアジャッジの園田智子さんがジャッジとして招かれているということで、別におかしな背景があるわけじゃないですからね、念の為。また、日本のクラフトビアメーカーも参加していくつかGOLDを獲得してます。
と言うか、スーパードライに関する根強い「邪道ビール」「不味い低品質ビール」と言う誤解をされている人に読まれるんでは?と言う前提であえてコンテストの質を担保するコメントを入れないと...って感じなんですが(苦笑)。
私にとってスーパードライはフェイバリットなビールではありませんが、状態の良いものは「ごくごく飲めるすっきり軽快なラガービール」であり、ごくごくっと飲りたいときにはかなりゴキゲンなチョイスだと思ってます。某漫画の影響からか、ヱビスビール辺りを引き合いに出してケチョンケチョンに貶す人が少なくないのですが、それは、路線つかカテゴリの違う両ビールを無理筋にヨコ比較しているのですね。コーヒーのアメリカンとエスプレッソをヨコ比較してアメリカンを叩くようなものです。
軽快なビールとして世界一級の評価を受けた...。
アサヒス-パードライ凄いじゃないですか!
追記:他の日本産GOLD受賞ビール(原文表記ママ)
International Strong Beer Competition
Strong Dark Beer : A J I BEER INC – MINOH BEER IMPERIAL STOUT GOLD
International Speciality Beer Competition
Speciality Wheat Beer : SHIRAYUKITYOUJUURA BEER – SNOW BLANCHE

藤原ヒロユキBEERマニア@赤坂見附「BIER VANA」のust中継に参加します
「日本クラフトビアフェスティバル」にネットで参加
と言うか、藤原ヒロユキさんのユーストリーム番組「藤原ヒロユキBEERマニア」がフェスティバル現場からの中継だったので、それを実況していたと言うだけなのですが(苦笑)。
会場にいる著名なブルワーさん他を突然に呼びつけるというライブ感全開な展開(無茶振り?(笑))で、いろいろな方々が顔を出してくれて楽しかった。何故か石黒謙吾さん(「盲導犬クイールの一生」でおなじみ、ビール本の共著者でもありますね)が狙っていたかのようにちらちらと映り込むのには笑わせていただきました。
番組は終了してしまいましたが、たぶんそのうちにこちらのアーカイブに収蔵されると思いますので、興味のある人は見てくださいませ。今回より過去の放映は既に収められていて見ることが出来ます。
次回は11/14 16:00~。私も行ったことのある渋谷のビアバー"CRAFTHEADS"からだそうです。
おまけ:藤原さんとアシスタントの浦田麻緒さんは、別のユーストリーム番組「関っちなう」に乱入出演(関っちさんと藤原さんは長い付き合いだそうです)していて、これも楽しませてもらいました(録画をここで観ることが出来ます)。
会場にいる著名なブルワーさん他を突然に呼びつけるというライブ感全開な展開(無茶振り?(笑))で、いろいろな方々が顔を出してくれて楽しかった。何故か石黒謙吾さん(「盲導犬クイールの一生」でおなじみ、ビール本の共著者でもありますね)が狙っていたかのようにちらちらと映り込むのには笑わせていただきました。
番組は終了してしまいましたが、たぶんそのうちにこちらのアーカイブに収蔵されると思いますので、興味のある人は見てくださいませ。今回より過去の放映は既に収められていて見ることが出来ます。
次回は11/14 16:00~。私も行ったことのある渋谷のビアバー"CRAFTHEADS"からだそうです。
おまけ:藤原さんとアシスタントの浦田麻緒さんは、別のユーストリーム番組「関っちなう」に乱入出演(関っちさんと藤原さんは長い付き合いだそうです)していて、これも楽しませてもらいました(録画をここで観ることが出来ます)。

感想:NHK「Bizスポ」で地ビール特集
ちょっと遅くなりましたが感想をば。元記事はこちらで。って直前記事ですけどね(苦笑)。
まず、ビールと地ビールブルワリーを好意的に取り上げた点は好感で、総じてはまずまず、。
でも、あちらこちらに「?」なことが多く、部分では突っ込みどころ満載って感じでした。
・地ビールの話題に何故にベルギービール?
氷を入れて飲むビール、として四ッ谷の”YOTSUYA BREWERY”が紹介されてましたが、この店はベルギービールのお店で、登場したビールもベルギービール。この特集は「地ビール特集」ですよねNHKさん?ベルギービールを入れる必要はまったく無いでしょ、としか言いようがないです。
・地ビールのユニークさはスイーツビール?
「スイーツビール」を代表とする、苦味を嫌がる客層開拓を狙ったものが地ビールの切り札、的な扱いをされていた感じがして、些か違和感。取り上げられたサンクトガーレン醸造所さんの売りは確かにスイーツビールだし、他のブルワーさんも含めて、苦味を嫌がる客層開拓を意識されてるのは事実です。しかし、サンクトさんはじめ、地ビールのブルワーさんのレギュラーラインアップにはペールエールなど苦味を嫌がる客層が受け入れないビールが厳然と存在しているわけで、またそれを好む客層を意識もしているわけです。地ビール全体がスイーツビールに向いている?みたいな、正確さを欠くイメージを視てる人に与えた感じがしましたね。
・「大手はうかうかしてられない?」
野田キャスターの分析力、正直かなり疑問ですね。
大手がちょっと陰り地ビールが伸びた、というデータは残っていますが、残した数字は総量で圧倒的な差があります。大手が傾くほどに地ビールに喰われる、などという事はまず有り得ません。地ビール激励!なストーリーありきで言ったものと推測しますが、経済に明るい人として呼ばれていて、そんな安直なコメントは無いでしょうと。
良く言われる「プレミアムと廉価品の2極分化」という王道な分析で充分かつ妥当なのに...。
まとめると、もうすこしビールの多様性をきちんと理解されて、苦味MAXなもの、ハイアルコールなもの、そしてスイーツビールも、みたく、俯瞰してからスイーツビールを紹介、みたいな構成でやって欲しかったですね。
あと、テレ東WBSのコメンテータなんかと比べてはっきり力量疑問な人を雇ってて良いのかNHK?
追記:ビアパブも醸造所さんも予想通り!っつか、正直簡単すぎでした(笑)。
まず、ビールと地ビールブルワリーを好意的に取り上げた点は好感で、総じてはまずまず、。
でも、あちらこちらに「?」なことが多く、部分では突っ込みどころ満載って感じでした。
・地ビールの話題に何故にベルギービール?
氷を入れて飲むビール、として四ッ谷の”YOTSUYA BREWERY”が紹介されてましたが、この店はベルギービールのお店で、登場したビールもベルギービール。この特集は「地ビール特集」ですよねNHKさん?ベルギービールを入れる必要はまったく無いでしょ、としか言いようがないです。
・地ビールのユニークさはスイーツビール?
「スイーツビール」を代表とする、苦味を嫌がる客層開拓を狙ったものが地ビールの切り札、的な扱いをされていた感じがして、些か違和感。取り上げられたサンクトガーレン醸造所さんの売りは確かにスイーツビールだし、他のブルワーさんも含めて、苦味を嫌がる客層開拓を意識されてるのは事実です。しかし、サンクトさんはじめ、地ビールのブルワーさんのレギュラーラインアップにはペールエールなど苦味を嫌がる客層が受け入れないビールが厳然と存在しているわけで、またそれを好む客層を意識もしているわけです。地ビール全体がスイーツビールに向いている?みたいな、正確さを欠くイメージを視てる人に与えた感じがしましたね。
・「大手はうかうかしてられない?」
野田キャスターの分析力、正直かなり疑問ですね。
大手がちょっと陰り地ビールが伸びた、というデータは残っていますが、残した数字は総量で圧倒的な差があります。大手が傾くほどに地ビールに喰われる、などという事はまず有り得ません。地ビール激励!なストーリーありきで言ったものと推測しますが、経済に明るい人として呼ばれていて、そんな安直なコメントは無いでしょうと。
良く言われる「プレミアムと廉価品の2極分化」という王道な分析で充分かつ妥当なのに...。
まとめると、もうすこしビールの多様性をきちんと理解されて、苦味MAXなもの、ハイアルコールなもの、そしてスイーツビールも、みたく、俯瞰してからスイーツビールを紹介、みたいな構成でやって欲しかったですね。
あと、テレ東WBSのコメンテータなんかと比べてはっきり力量疑問な人を雇ってて良いのかNHK?
追記:ビアパブも醸造所さんも予想通り!っつか、正直簡単すぎでした(笑)。

今夜のNHK「Bizスポ」で地ビール特集
概要紹介はこちらで。
「ビール復権の切り札?地ビールブーム」と題した特集です。
正直、地ビールブームであると言う風向きは感じない自分ですが(笑)、大有名人であるタモリさんの地ビール好き「カムアウト」(下記の拙過去記事参照)とか、風が吹きそうって感じはあります。
どうやら、このビアパブさんと、このブルワーさんが取り上げられる模様(予想外れたらゴメンナサイ)。
もちろん視聴します!
参照記事:
TAMORI Loves Ale!
今週のタモリ倶楽部は超必見です!マイケルジャクソン追悼特集!ってあっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケルですが
「ビール復権の切り札?地ビールブーム」と題した特集です。
正直、地ビールブームであると言う風向きは感じない自分ですが(笑)、大有名人であるタモリさんの地ビール好き「カムアウト」(下記の拙過去記事参照)とか、風が吹きそうって感じはあります。
どうやら、このビアパブさんと、このブルワーさんが取り上げられる模様(予想外れたらゴメンナサイ)。
もちろん視聴します!
参照記事:
TAMORI Loves Ale!
今週のタモリ倶楽部は超必見です!マイケルジャクソン追悼特集!ってあっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケルですが

「藤原ヒロユキ BEER マニア」第1回
藤原ヒロユキ BEER マニア
本日、第1回(第0回からスタートなので2回目なのですが(笑))でした。
ちょっと参加者が少なめで、ツイッター実況は自分のカキコが一番目だってたような(汗)
藤原さんのオクトーバーフェスト(ミュンヘンでやってる本家本元)レポートと、バーレーワイン、コーヒースタウトの試飲でしたね。
藤原さんが実は、シャンパンと一部赤ワイン(甘めのもの)があまり得意では無い、とカムアウト(ってほどじゃないか)されたのがちょっと驚きでした。
ちなみにHiraはどんな酒でも好きです(笑)。
次回は10/12(火)です。
なんでもよさげなお店からの中継とのこと。どこの店だろう?楽しみに待ちます。
本日、第1回(第0回からスタートなので2回目なのですが(笑))でした。
ちょっと参加者が少なめで、ツイッター実況は自分のカキコが一番目だってたような(汗)
藤原さんのオクトーバーフェスト(ミュンヘンでやってる本家本元)レポートと、バーレーワイン、コーヒースタウトの試飲でしたね。
藤原さんが実は、シャンパンと一部赤ワイン(甘めのもの)があまり得意では無い、とカムアウト(ってほどじゃないか)されたのがちょっと驚きでした。
ちなみにHiraはどんな酒でも好きです(笑)。
次回は10/12(火)です。
なんでもよさげなお店からの中継とのこと。どこの店だろう?楽しみに待ちます。

昨晩のタモリ倶楽部/「マイケル・ジャクソン」を偲んで、様々な珍しい世界のビールを堪能する!
観ましたか皆さん!いやあ、凄かった。
故マイケル・ジャクソン追悼ってのはアイキャッチのための方便って感じで(笑)、実際はタモさんが趣味性全開で会場の両国「ポパイ」保有の有名or貴重なビールを動員して、「ビールのフルコース(フランス料理に見立てて)」を紹介してゲストに飲ますというもの。
これまで、タモさんがビールマニアと言うのはほぼ傍証されていて「公然の秘密」状態だったんだけど、
TAMORI Loves Ale!で紹介したようにクラフトビア醸造所のブログに登場したこともあってか、完全に「タモリは(一般的なもの以外の)ビールに造詣の深い人」と宣言したと言うか、ベールを脱いだお姿を公開した!って感じでした。
登場ビールは、
前菜:博石館ビール 梅自然麦酒/富士櫻高原ビール ラオホ/いわて蔵ビール オイスタースタウト
スープ:ヤッホーブルーイング よなよなエール
メイン(魚):博石館ビール ヴァンプティアーズ
メイン(肉):スワンレイクビール レイクボトルバーレイワイン
デザート:ローグ インペリアルスタウト(男性向け)/リンデマンス クリーク(女性向け)
富士櫻ラオホ、よなよなエール、リンデマンスクリーク(これは私が飲んだ事あるビールと一致するんですが(笑))以外は、かなり希少性が高く、博石館ヴァンプティアーズなんかトンデモに希少。バラエティなのに、なんともまあ濃ゆいチョイス。マニアでない向きに不興買ったんでは?と勝手に心配してしまったほど。
タモさんもゲストさんも、顔は赤く、ろれつも若干怪しくなるほど(笑)酔っ払ってましたが、良くある飲み企画とは違って驚くほど真面目にビールトークで進行するという、非常に珍しい展開で、「おおおお!」と目を見張っているうちに、あら30分、おしまい、って感じでした。
正直、かなりマニア入ってる人でないとワケワカメな回だったと思うのですが、タモさんが熱く語ってくれたことで、ポパイさんに行ってみようとか、紹介されたビールやブルワリーに興味を惹かれ、試しに買ってみようとか思った人が少なからず出たんじゃないか?と、勝手に想像(苦笑)。さらに、拙サイトのスローガンである、"Respect Beer!"の後押しになるような放映だったなあ、と勝手に心酔、感動してました(笑)。
今後とも、タモさんには多様なビールを熱く語ってもらいたいもんです。そうなるともうタモリ倶楽部の枠には収まらないかもですが、ならばビールのスペシャル番組とか、どうかなあ。
追記:
・マイケル・ジャクソン氏の命日は8月30日です。ひょっとして録画日だったのかなあ。
・両国ポパイには首都圏在住時に4度ほどお邪魔して美味しいビールをいただいてます。
旅行記サイト「フォートラベル」に、レポを載せてたりしてたり。
・富士櫻はこの間松本サマーフェストで飲んだばっかり。よなよなは入手容易で普段良く飲むエール。どちらもとても美味しいですね。リンデマンスは少し甘すぎる印象なので、同系のフルーツランビックならブーンの方が好きです。
参照記事:
ビール愛好家とウイスキー愛好家の神様 逝く
今更ながら、マイケル・ジャクソン(あっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケル)
松本サマーフェストに行って来ました
TAMORI Loves Ale!
故マイケル・ジャクソン追悼ってのはアイキャッチのための方便って感じで(笑)、実際はタモさんが趣味性全開で会場の両国「ポパイ」保有の有名or貴重なビールを動員して、「ビールのフルコース(フランス料理に見立てて)」を紹介してゲストに飲ますというもの。
これまで、タモさんがビールマニアと言うのはほぼ傍証されていて「公然の秘密」状態だったんだけど、
TAMORI Loves Ale!で紹介したようにクラフトビア醸造所のブログに登場したこともあってか、完全に「タモリは(一般的なもの以外の)ビールに造詣の深い人」と宣言したと言うか、ベールを脱いだお姿を公開した!って感じでした。
登場ビールは、
前菜:博石館ビール 梅自然麦酒/富士櫻高原ビール ラオホ/いわて蔵ビール オイスタースタウト
スープ:ヤッホーブルーイング よなよなエール
メイン(魚):博石館ビール ヴァンプティアーズ
メイン(肉):スワンレイクビール レイクボトルバーレイワイン
デザート:ローグ インペリアルスタウト(男性向け)/リンデマンス クリーク(女性向け)
富士櫻ラオホ、よなよなエール、リンデマンスクリーク(これは私が飲んだ事あるビールと一致するんですが(笑))以外は、かなり希少性が高く、博石館ヴァンプティアーズなんかトンデモに希少。バラエティなのに、なんともまあ濃ゆいチョイス。マニアでない向きに不興買ったんでは?と勝手に心配してしまったほど。
タモさんもゲストさんも、顔は赤く、ろれつも若干怪しくなるほど(笑)酔っ払ってましたが、良くある飲み企画とは違って驚くほど真面目にビールトークで進行するという、非常に珍しい展開で、「おおおお!」と目を見張っているうちに、あら30分、おしまい、って感じでした。
正直、かなりマニア入ってる人でないとワケワカメな回だったと思うのですが、タモさんが熱く語ってくれたことで、ポパイさんに行ってみようとか、紹介されたビールやブルワリーに興味を惹かれ、試しに買ってみようとか思った人が少なからず出たんじゃないか?と、勝手に想像(苦笑)。さらに、拙サイトのスローガンである、"Respect Beer!"の後押しになるような放映だったなあ、と勝手に心酔、感動してました(笑)。
今後とも、タモさんには多様なビールを熱く語ってもらいたいもんです。そうなるともうタモリ倶楽部の枠には収まらないかもですが、ならばビールのスペシャル番組とか、どうかなあ。
追記:
・マイケル・ジャクソン氏の命日は8月30日です。ひょっとして録画日だったのかなあ。
・両国ポパイには首都圏在住時に4度ほどお邪魔して美味しいビールをいただいてます。
旅行記サイト「フォートラベル」に、レポを載せてたりしてたり。
・富士櫻はこの間松本サマーフェストで飲んだばっかり。よなよなは入手容易で普段良く飲むエール。どちらもとても美味しいですね。リンデマンスは少し甘すぎる印象なので、同系のフルーツランビックならブーンの方が好きです。
参照記事:
ビール愛好家とウイスキー愛好家の神様 逝く
今更ながら、マイケル・ジャクソン(あっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケル)
松本サマーフェストに行って来ました
TAMORI Loves Ale!

今週のタモリ倶楽部は超必見です!マイケルジャクソン追悼特集!ってあっちのマイケルじゃなくてこっちのマイケルですが
あっちのマイケルは説明不要ですが、こっちのマイケルは説明が必要ですよね(苦笑)。
wiki/マイケル・ジャクソン(ライター)をご一読くださいませm(__)m。
で、なんと、こっちの(ビールの)マイケル・ジャクソン追悼企画とな!
キャッチコピーが(・∀・)イイ!ですね。KING of Hopって(笑)。
恐らく、かなり癖の強い(酸っぱい、苦い、度数が高い)ビールを出して、ゲストを仰け反らせる(笑)企画と予想。マイケルの略歴紹介もあるでしょうし、楽しみに金曜深夜を待つことにします。
おまけ。テーマソング”Short Shorts” (The Royal Teens)
wiki/マイケル・ジャクソン(ライター)をご一読くださいませm(__)m。
で、なんと、こっちの(ビールの)マイケル・ジャクソン追悼企画とな!
非公式ではありますが信頼出来る筋からの情報。こちらを参照してください。
それによると...
KINGOFHOPマイケル・ジャクソン!3年前に逝去したビール評論の世界第一人者「マイケル・ジャクソン」を偲んで、様々な珍しい世界のビールを堪能する!
キャッチコピーが(・∀・)イイ!ですね。KING of Hopって(笑)。
恐らく、かなり癖の強い(酸っぱい、苦い、度数が高い)ビールを出して、ゲストを仰け反らせる(笑)企画と予想。マイケルの略歴紹介もあるでしょうし、楽しみに金曜深夜を待つことにします。
おまけ。テーマソング”Short Shorts” (The Royal Teens)

本日9/14、20:00からustでビール番組「藤原ヒロユキ BEER マニア」です
(9/21追記編集。次回放映予定を追加)
日本を代表するビール評論家・ライターの藤原ヒロユキさんが、
今夜20:00から、「藤原ヒロユキ BEER マニア」をustream放映します。
チャンネルはここ。
今夜はビールを飲みながら実況参加しようかと思ってます。
ust覗くと、Hiraに会えるかも?(笑)
なお、次回の放映は9/28(火)午後8時から(予定)です。
日本を代表するビール評論家・ライターの藤原ヒロユキさんが、
今夜20:00から、「藤原ヒロユキ BEER マニア」をustream放映します。
チャンネルはここ。
今夜はビールを飲みながら実況参加しようかと思ってます。
ust覗くと、Hiraに会えるかも?(笑)
なお、次回の放映は9/28(火)午後8時から(予定)です。

「世界一美味いビール」周辺で起きたちょっとした騒動
(9/15追記編集。英語記事にあった"bishop"ですが、「司教(カソリック)」が正しいですね。直しました。指摘してくれたbyd01075さんどうもです)
ベルギーのSaint Sixtus修道院で醸造されているトラピストビール(注1)”ウエストフレテレン(Westvleteren)”は、カリスマ的ビール評論家、故・マイケル・ジャクソン(何度も言いますけど、歌手のマイケルとは別人のイギリス人ですからね!)が激賞し、このブログに情報源として掲げているBeerAdovocateやRatebeerと言ったビアポータルサイトで堂々の1位評価を得ていることで、俗に「世界一のビール」と言われたりしています。また、セント・シクスタス(Saint Sixtus)修道院に直接出向き、瓶を購入するか修道院内のカフェで飲む以外に購入する手段がないので、「幻のトラピストビール」とも言われています(注2)。
さて、このセント・シクスタス修道院ですが、この名物ビールとは関係のない話題でベルギーのニュースシーンを賑わせたのです。こういったニュースはご存じでしょうか?
神父らの性的虐待認める ベルギー教会トップ(47news)
事件の発覚はもうすこし前で、ベルギーの聖職者が児童を性的虐待していたというスキャンダルが巻き起こっていたんですね。で、ここからが修道院に関わってくるのですが、ウォールストリート・ジャーナルの記事(英語)によりますと、このスキャンダルで大物聖職者(司教)が性的虐待を告白して要職を追われ、その元司教は、なんとセント・シクスタス修道院を隠遁先にしたんですね。
まあこれは、元司教が属するベネディクト派の決まりに従ってのことで、セント・シクスタス修道院が元司教を積極的に庇護したと言うことではないようです。
その後、事態が動き、英国テレビ局「チャンネル4」のニュース記事(英語)によると、元司教はセント・シクスタス修道院を出て別の場所(情報無し)に移動したと言うことです。
この間、日本には情報はほとんど来てなかったと記憶してますが、米国のビアポータルサイトBeerAdovocateでは、「ウエストフレテレン購入は性的虐待者を養うことになる!怪しからん!」的なスレッドを立ち上げて騒ぐお先走った人が出たのを実は目撃してました(既に不適切スレッドということで削除されてます)。
渦中の人が去ったと言うことでセント・シクスタス修道院は平穏を取り戻したようですね。もしもここでの隠遁が長期にわたった場合は変なバッシングが起きたかも知れませんから、ビアマニアとしてはひと安心というところでしょうか。いつかベルギーに行ってここのビールを飲みたいものです。
あとがき:注2に書きましたが、ウエストフレテレンは日本国内でも僅かながら入手して飲むことが出来ます。しかしHiraはこういうグレールート流通末端品の購入には原則として反対です。造り手の意向を無視しているし、グレールート流通を行う人達に不当とも言える儲けをもたらす行為はしたくないからです。まあそう言いつつも、目の前にあったら誘惑に負けそうな気もしますけど...ちょっと頼りないな(苦笑)。少なくとも、ネットオークションに流す目的での購入は絶対反対。
注1:このビールを含めベルギーとオランダの「トラピストビール」は、単に修道院が醸造してるだけでそう名乗っているわけではありません。
・修道院内で修道士が自家醸造する
・ビール販売の目的は修道院維持のためであり、よって過剰な営利を追求してはならない
等のタガを嵌められており、決まりを守らないと「トラピストビール」を名乗れません。
注2:修道院は販売方法についてWebサイトで告知しています(http://www.sintsixtus.be/eng/brouwerij.htm参照)。実際にはグレールート流通が存在していて、日本国内でも、プレミア価格になりますが飲むことが出来ます。
ベルギーのSaint Sixtus修道院で醸造されているトラピストビール(注1)”ウエストフレテレン(Westvleteren)”は、カリスマ的ビール評論家、故・マイケル・ジャクソン(何度も言いますけど、歌手のマイケルとは別人のイギリス人ですからね!)が激賞し、このブログに情報源として掲げているBeerAdovocateやRatebeerと言ったビアポータルサイトで堂々の1位評価を得ていることで、俗に「世界一のビール」と言われたりしています。また、セント・シクスタス(Saint Sixtus)修道院に直接出向き、瓶を購入するか修道院内のカフェで飲む以外に購入する手段がないので、「幻のトラピストビール」とも言われています(注2)。
さて、このセント・シクスタス修道院ですが、この名物ビールとは関係のない話題でベルギーのニュースシーンを賑わせたのです。こういったニュースはご存じでしょうか?
神父らの性的虐待認める ベルギー教会トップ(47news)
事件の発覚はもうすこし前で、ベルギーの聖職者が児童を性的虐待していたというスキャンダルが巻き起こっていたんですね。で、ここからが修道院に関わってくるのですが、ウォールストリート・ジャーナルの記事(英語)によりますと、このスキャンダルで大物聖職者(司教)が性的虐待を告白して要職を追われ、その元司教は、なんとセント・シクスタス修道院を隠遁先にしたんですね。
まあこれは、元司教が属するベネディクト派の決まりに従ってのことで、セント・シクスタス修道院が元司教を積極的に庇護したと言うことではないようです。
その後、事態が動き、英国テレビ局「チャンネル4」のニュース記事(英語)によると、元司教はセント・シクスタス修道院を出て別の場所(情報無し)に移動したと言うことです。
この間、日本には情報はほとんど来てなかったと記憶してますが、米国のビアポータルサイトBeerAdovocateでは、「ウエストフレテレン購入は性的虐待者を養うことになる!怪しからん!」的なスレッドを立ち上げて騒ぐお先走った人が出たのを実は目撃してました(既に不適切スレッドということで削除されてます)。
渦中の人が去ったと言うことでセント・シクスタス修道院は平穏を取り戻したようですね。もしもここでの隠遁が長期にわたった場合は変なバッシングが起きたかも知れませんから、ビアマニアとしてはひと安心というところでしょうか。いつかベルギーに行ってここのビールを飲みたいものです。
あとがき:注2に書きましたが、ウエストフレテレンは日本国内でも僅かながら入手して飲むことが出来ます。しかしHiraはこういうグレールート流通末端品の購入には原則として反対です。造り手の意向を無視しているし、グレールート流通を行う人達に不当とも言える儲けをもたらす行為はしたくないからです。まあそう言いつつも、目の前にあったら誘惑に負けそうな気もしますけど...ちょっと頼りないな(苦笑)。少なくとも、ネットオークションに流す目的での購入は絶対反対。
注1:このビールを含めベルギーとオランダの「トラピストビール」は、単に修道院が醸造してるだけでそう名乗っているわけではありません。
・修道院内で修道士が自家醸造する
・ビール販売の目的は修道院維持のためであり、よって過剰な営利を追求してはならない
等のタガを嵌められており、決まりを守らないと「トラピストビール」を名乗れません。
注2:修道院は販売方法についてWebサイトで告知しています(http://www.sintsixtus.be/eng/brouwerij.htm参照)。実際にはグレールート流通が存在していて、日本国内でも、プレミア価格になりますが飲むことが出来ます。

天文雑誌に「ブラックホール・ビール」の話題
毎月購入している天文雑誌「星ナビ」(同誌Webサイト)には「飲み星食い月す」というコラムがあり、星にちなんだ食べ物、飲み物を取り上げているのですが、9月5日発売の10月号のネタはビール。それも、
「ブラックホール・ビール(Mikkeller Black Hole)」と言うビールの記事。
このビールはユニークなビールを醸造することでビアマニアには地味に有名な、デンマークのクラフトブルワリー、ミッケラー社のビールで、スタイルはインペリアルスタウト(大雑把に言うと、色が真っ黒で度数が高め、濃厚な味わいの上面発酵ビール)だそうです。その度数、なんと13.1%vol!世界最高度数ってわけではないけれど、ビールとしては非常に高度数ですね。漆黒・濃厚・ハイアルコールから「ブラックホール」ってネーミングしたのがなんとなくわかるような。
このビール、輸入ビールを扱う酒店で入手できるそうですが(或いは既に売り切?)、ボトル1,280円と言うワイン並みのお値段でして、購入にはちょと勇気が要りますね(苦笑)。星ナビ誌面上では「一度話のタネに味わえば十分」って感じに書かれてましたが、ビアマニアとしては是非飲んでみたいものです。
なお、「飲み星食い月す」は雑誌Webサイトのここで読むことが出来ます。しかし現在は先月の記事が掲載中で、ブラックホール・ビールの掲載は来月と思われます。
「ブラックホール・ビール(Mikkeller Black Hole)」と言うビールの記事。
このビールはユニークなビールを醸造することでビアマニアには地味に有名な、デンマークのクラフトブルワリー、ミッケラー社のビールで、スタイルはインペリアルスタウト(大雑把に言うと、色が真っ黒で度数が高め、濃厚な味わいの上面発酵ビール)だそうです。その度数、なんと13.1%vol!世界最高度数ってわけではないけれど、ビールとしては非常に高度数ですね。漆黒・濃厚・ハイアルコールから「ブラックホール」ってネーミングしたのがなんとなくわかるような。
このビール、輸入ビールを扱う酒店で入手できるそうですが(或いは既に売り切?)、ボトル1,280円と言うワイン並みのお値段でして、購入にはちょと勇気が要りますね(苦笑)。星ナビ誌面上では「一度話のタネに味わえば十分」って感じに書かれてましたが、ビアマニアとしては是非飲んでみたいものです。
なお、「飲み星食い月す」は雑誌Webサイトのここで読むことが出来ます。しかし現在は先月の記事が掲載中で、ブラックホール・ビールの掲載は来月と思われます。
